悔し泣き
教室に通い始めて今年で3年目のTさん。
とても素直で教室に入ってくる時の「Hello !!」も
大きな声でとても気持ちがいい(^ ^)
最初の年、Tさんのクラスは1人だったので、レッスンは私と1対1
数名いるクラスは、互いに競争心が出て、
レッスン中に行われるクイズ等、誰が多く正解出来るか
英語でのゲームで誰が勝つのか競っています
しかし、TさんのクラスはTさんだけなので
Tさんのペースでレッスンを進めていました
何かチャレンジして出来なくても、ゲームで負けても
「えへへ」と笑って、気にしな〜いって感じで、
Tさんのお母様も「もう少し、頑張ろう!って気になってくれたらね〜」
とおっしゃってましたが…
2年目から、Tさんのクラスに新しい生徒が入り
レッスンを進めていくうち、
Tさんの中で何かが変わったようです(^ν^)
ユニット毎に行われるスキットの発表があるのですが
テキストに出てくる2人の人物のセリフ(短いですが合計で約20こ)を覚え
生徒2人ずつ前に出て、それぞれのセリフを言いながら
寸劇をするというもの
以前のTさんは、その発表が出来ても出来なくても
全く気にしなかったのですが、
先日の発表では、「お家で練習してきたから、自身ある!」
と、やる気満々!!!
しかし、寸劇後半で2,3このセリフを忘れてしまい
その場で泣きだしてしまいました…
私としてはTさんがここまでやり遂げた事に驚き、嬉しかったのですが
泣いてしまったTさん。
なぜ泣いてるのか理由を聞くと
出来ると思っていたことが完璧に出来ず悔しかったんだそうです
Tさんの悔しいと思う気持ちは、
上手くなりたいという向上心を持ってるからこそ
Tさんに限らず、レッスン中、発表がうまくいかなかったり、
単語を覚えてなかったためにゲームで負けちゃったりで
生徒が泣き出しちゃうことは、時々あります。
でも、泣き出しちゃう子はどの子も悔しさからで、
また、そういう子はお家でいつもより多く練習や学習を重ね
少しずつではありますが、確実に力をつけていきます
どの子も前向きで、頑張り屋さんです(^ ^)
さて、Tさんにはもう一度チャンスがあります。
次はTさんが納得いく発表になることとでしょう(^_^)
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